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  • 自分の願望を、ケダモノ赤城にたくす!?

    ——「野獣は激しく奪う」という衝撃的なタイトルは、どのように誕生したのでしょうか。 水谷 まず“赤城”というキャラを作ったら、ケダモノ以外何者でもないな、という感じになってしまったので、そこから「野獣」を連想して、あとはもう、瞬間的にほかの言葉もくっついてきました。なので、ほかのタイトルが全く浮かばなかったんですよね。これしかない、みたいな。 ——そんな赤城に「激しく奪」われてしまう(のか!?) 今回のヒロインは、30歳を目前にした地味系女子の長峰有紗です。「女子力に自信がない」「自己評価が低い」「男性に甘えたりかわいらしさを演出できない」「言わなくていい欠点をぶちまける」など だいぶ“こじらせ”ている女性ですが、水谷先生は「こじらせ女子」をどう思いますか。  水谷 そのような女子を、たいへん「可愛いなあ」と思います。可愛いと思うから主役にしてしまった感じでしょうか。
    わたしは根がオヤジなので、そういう女子には色々世話をやきたい。そのあたりの願望を、代わりに赤城に実行させてる部分もある作品かと。
    ▲地味に生きて来た有紗には、野獣・赤城は刺激が強すぎ!
  • 大人の恋はスピードが勝負!

    ——有紗の台詞に「好きになれるひとに出会うことが すでに奇跡だ」というのがありますが、この言葉が心に響く女性は多いのではないでしょうか。そして有紗と同じように「恋をサボっていた」「おひとりさまを楽しみすぎた」と感じている読者の方へメッセージはありますか。 水谷 これは己の実体験から来た台詞なので、よそ様に何かを言える立場では!
    学生の時は、今から思えば、片思いレベルなら、よりどりみどりでしたよね。中学高校、そして大学あたりまでは、いわゆる「クラスにひとり」とか「学年にひとり」とかいうレベルで気になる男子って存在してたと思うんですが、社会人になったらまあ、なんということでしょう、いい男ってのは大学時代の彼女が手放さないわ、フリーだと思っても即、誰かに捕まってるわ、で、30あたりには、ほぼ既婚者なわけですよ。
    なので、もう大人女子になったら片思いさえウルトラ貴重な出会いなわけで、出会ったら髪の毛振り乱して頑張ってほしいぞ、と。そういう願いを有紗には込めている感じです。特にいい男なんて1週間もフリーでいませんからね!
    ——今回の物語は、時間の流れが濃密だとも思っていましたが、「いい男との貴重な出会い」があったら、グズグズしてちゃダメなんですね! 水谷 ほんと…ヤツらのフリータイムは短いですよ(笑)。あと、大人の恋の特徴のひとつに、スピードが速いっていうのがあると思うんですよね。特に赤城なんて、もろもろ「即」なので、長い時間の辛抱は本来きかないんだろう、ということもあって、1、2巻(7月発売予定です)は、とても短い時間の中でのお話になってますよね。ただ、有紗が相手だということになると、赤城のスピードが、少し遅くならざるをえない部分も、あるかもしれませんが。
    ▲同期の麻紀からもキビしい指摘が! ▲一方、赤城は、その日に会った受付嬢とこの体たらく。モテる上に、本人が来るもの拒まずで、サラにモテるの仕組み。
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